2011年10月10日 | Marketing , ブログ
2007年、衝撃的な発表を見てしまった。
ジョブズは2007年1月のMacworldの Apple Keynoteで携帯業界をひっくり返す大きな発表を行う。みんなが今持っているだろうスマートフォンの先駆け「iPhone」だ。
彼のプレゼンテーションでは幾つか法則がある。
最初に今までの実績を具体的な数字で比較し成長をアピールしそれを超えるUpdateを発表する。
また、時には今日これから話す事を先に3つ程度にまとめそれをテーマとして話す。
この日はiTunesやiPodのアップデートを話していた。30分後、これからさらに革新的なことを発表するとして3つのキーワードを切り出した。
「何年かに1度。すべてを変えてしまう製品が現れる。」
「それを一度でも達成できれば幸運だが、、Appleは幾度か機会に恵まれた。」
「1984年Macintoshを発売。PC業界すべてを変えてしまった」
「2001年 iPodを発売。音楽の楽しみ方だけでなく、音楽業界すべてを変えてしまった」
「本日革新的な新製品を三つ発表する。」
1つ目「ワイドスクリーンでタッチができるiPod/Widescreen iPod with touch controls」
2つ目「革新的な携帯電話/Recolutionary mobile phone」
そして3つ目「画期的なインターネットコミュニケーション/Breakthrough Internet communiciaton」
と発言する。
2つ目の発言の瞬間、客席は腕を上げ乗り出すもの、狂喜乱舞するもの、スタンディングオベーションをおくるものまでいた。それもそのはず。Appleが携帯電話を作っているという噂は何度もでてきていた。それがどんなものか、大ヒットしているiPodに携帯を内蔵するだろうと噂されていた。
だれもが「それぞれ3つの商品を発表する」かのようなイメージをもった。
ジョブズが「3つ発表する」と発言し、数え歌のように何度も3つを繰り返した。
そして会場から笑いがうまれる。
そう全てが一つに組み込まれた新しいイノベーション、iPhoneを発表だったんだ!
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僕はこのプレゼンテーションに腰を抜かした。
そして胸が高なった。歴史が変わる瞬間を見せてもらったと思った。
まるで映画のようなストーリー性、相手を楽しませ、心をつかみ、ハートに語りかけている。
だれもが「この商品が欲しい」と望んでいない。なぜなら「想像のつかない製品」だからだ。
携帯先進国だった日本では「ワンセグ」「お財布ケータイ」「簡易メール」「簡易インターネット」「多数のゲーム」などアンケートで人気の機能をうまく詰め込んだところが勝ちという図式になってきていた。しまいにゃ12色ケータイなど選択肢をとにかく増やし「貴女にぴったりなのはこの中にある」という方式にシフトしていた。
つまりこの日Appleが発表したのは、だれもが求めていた携帯電話ではなく、全く新しい、ほんとに革新に満ちたiPhoneだった。
特に日本以外ではInternetができる電話は少なく、キーボードが必須だった。10キーで会話が匠なのは日本くらいだっただろう。メールもできなかったんだから。
そういう部分では日本以上のインパクトはあったであろう。
本当に「欲しい」なんて想像ができない 製品なのに、心底欲しくなる。
そんな人を引き寄せる商品は、たえまない探究心と、負けない心意気と、世界を変えるビジョンによって作られているんだということは、このプレゼンテーションのジョブズを見てから知ることになる。
そして、人の心をつかむテクニックや真似のできない独創的な世界の変え方に気づきを貰う。
世界を変えていく、良い歴史をつくっていく手法。それには自分が変わるべきことを教えてくれたんだ。
続きはまた。
2011年10月6日 | いいね! , ブログ
コンピュータのことを知っていれば誰もがわかる存在。Steve Jobs。
本日永眠とのニュースが流れました。今、世界中が深い悲しみに満ちています。
わたしも彼から多くのことを学びました。
それはコンピュータに限らず、すべての人と心をつなぐ、誘引力ある発言や仲間づくり、商品のプロモーションに至るまでです。彼が音頭をとり、商品を売るため、広く知らしめるためにつくった「エヴァンジェリスト」という行為が、今日の私の業務へのあり方を作ってくれたのは言うまでもありません。
私がApple社のコンピュータを持ったのはそれほど古くはありません。2006年からです。たった5年程度の付き合いなのです。もちろんそれまでも業務でMacintoshを使うこともありました。
そのディティールや、デザイン思考でつくられたOSは、多くのDTPや音楽、映像で活躍していたからです。しかしディレクター職になると、市場の原理が働き、Windowsの方が極めが細かく速度が速かったのです。うっかりセーブしていなかったら、その日の作業が全部やり直しになるなんていうのが日常的でした。
クリエイターからの納品が送れる理由でもありました。
データ交換やさまざまなリスクからWindowsであり、その選択式(PC)は星の数ほどありましたから。業務最適化をしたところWindowsのほうが、「工場のレール」に並びやすくなってました。
また当時は仕事柄もMicrosoftとの取引があり常に新しいOSなどをつかい、人気のPCを発売しているSONYさんとも繋がっていたという時期にあっさりAppleを手にしました。私はcreativeな物事として心にしっかり届くこと、留まるものを表現する方法を考えてたからです。
私は原点を見つめ直しました。
パソコンに使われることなく、パソコンであるものとはなんだろうか。
気がついたら、隣の人と同じという理由で何年もパソコンにあわせて自分のルールを作っていたこと。
デスクトップには自分しか開けないファイルだらけで、ファイルシステムだって記憶が便りでなんにもパソコンじゃないと思ったこと。毎朝起動ボタンを押して、それからコーヒーを飲んでも立ち上がらないし、たくさんの作業をしている風にみせて使えるのが「画面一つ」だったり。
そう、いつのまにか自分たちが生んだPCに命令され、作業して、工場製品を作っていました。そんな日常でIT革命なんてよく言っていたなぁと思っています。本当にPCが役に立つのは、もっとcreativeなことだと思っていたのに。
その時読んでいた本で出会ったのがAppleが社内のDNAに向けたといわれるCM「Think Different.」という1997年の広告スローガンです。
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登場するのは、ガンジーやエジソンなど歴史上の人物です。完全に奇を衒った広告なのですが、物事を常に違う目線で進んできたものがinnovationを起こし、その人が歴史を前進してきたというだけのCMです。
コンピュータは一切でないCMは数々の広告賞もとっていました。たまたま手に取った本にこの背景が書かれていました。それは、Steveが帰って来たAppleが、完全に「何のためにMacを作っているのか見失った会社」になっていたからだそうです。
そこからSteve Jobsがどういう人物か興味をもち、多くのことを学びました。
もう少し背景を残すと
1984年、Steveは自分で作ったAppleを追い出されます。
販売にはマーケティングが必要と、社長は別なものにやらせていました。その中でも
「このまま一生、砂糖水を売るのか?それとも世界を変えるチャンスを掴んでみる気はないのか?(Do you want to sell sugar water for the rest of your life, or do you want to change the world?)」と当時ペプシの事業担当ジョン・スカリーを口説いた話は有名ですが、その彼に追い出されることになります。
彼のいない10年、Appleは様々な製品をだしましたし、よい実験モデルもありますが、肝心のコンピュータは思考を止めたようにWindowsのほうがキラキラした時代になっていました。資本主義ですからね。
そしてまた大きな運命により、Steveは自分で作った会社に戻り、今後の使命を全うするために多くの最適化を行なっています。
多くの商品をどんどん削除し、社員も適正に整理し、それで目的のOSを積極的にススメました。
翌年発売したのが、iMACです。
とてもパソコンとおもえない、本当にキラキラしたiMACです。リビングが似合うPC。キッチンにもおけるPC。世界を大きく変えました。
プロモーションでThink Different.を産みiMacを発表してから毎年毎年魔法使いのようにすばらしい商品、体験を与えてくれました。本当に皆に届けたかった「OS X」が発表。そして Intel CPUへのシフトなどトンデモナイことを次々と披露していくのです。
それからはご存知の 音楽を聞くスタイルを大きく変えた"iPod"。そして音楽流通の発明"iTunes"。
電話の再発明iPhoneに、究極のノートPC、MacBookAir。その次には誰もが触れる度に感動をあたえる iPadです。
そうした課程で心が大きくうごき、新しい事を始めるのに、もっと自分に欲をもち人生を大切にするために、MACにSwitchしようと思ったわけです。
今、自宅件オフィスはiMACがあり、その時のMacBookが平然と現役であり、そして妻用のAirもあります。
今や妻がエヴァンジェリストとなり、友達にiMACや、iPhoneを持たせて歩いてます。
自分としてのあり方。変わり者の人生。仕事のあり方、自分としての社会貢献ができるのは本当に小さなクリエイティブですが、本当に彼に出会えてよかったと思っています。
Jobs 本当にありがとう。もっともっと変わったことが歴史を進めるようにがんばるよ。
2011年10月3日 | ブログ
MacBook Airを購入した理由は、持っていたノート(Macbook 白2007)がいよいよ重く感じたからだった。速度じゃなくて2.1Kgという重さ。
家ではノートを使う機会もなく、移動先でも1時間程度の駆動でよかったから問題はなかったが、出先での業務確認が増えてきたというところにある。メールやチェック程度ならiPadでもできちゃうようにアプリを使いこなしてたところもあったのですが、Lion登場というのもあって国内発売日にApple Storeで「いっちゃんいい13インチのやつの英語キーボード版くださいな」と購入しちゃいました。
買ってわかったのは13インチを買いつつも外での業務なら11インチでよかったですね。
ってことで家では家族用ってことで、常時カバン用に11インチ買っちゃいそうな。
というわけでAirには必要最低限のアプリケーションとデータしか入れてない。メールもできる限りGoogleのcloudに貯めて確認する。
オススメのクラウドサービスとしては、
DoropBoxで同期して使ってる1Password、自分の辞書として使ってるEvernote。iPhoneなどで読み始めたサイトをあとで読むメモブックマークとしてinstapaper(これはChromeで)とシンプルだ。DropBoxも必要最低限のファイルだけ共有しデータは出来る限りクラウド。たまに最新版だけキャッシュという使い方。ローカルに貯めない生き方が改めてできてきた。Airのデータ容量も全然減らない。どのPCを開いても同じ環境で仕事が出来るようになったんだ。もちろん最低限のAdobeソフトを入れといて出先でも内容チェックや簡単な修正をスムーズにできるようにはしている。iPadのような閲覧最強ツールと違って、編集や修正、制作最強ノートパソコンになったとおもっている。
データが無駄になければ、いつもピュアな作業環境ができる。純粋に仕事を切り出せる。いらないものをどんどん削除できる。仕事で不要なのは全部削除して軽く持ち歩くんだ!ってね。
スタバでメールを書いていたら、隣のおじさんもよっこらしょとAirの11インチを開く。そして僕にこういった。
「写真のカドをまるくしたいんだけどどうやるの?って」
それはMacは関係なくスキルの話なんだけど、ほぅ、こういうおいちゃんもMACを使う時代かぁと。孫へ爺さんが写した魚の写真を送りたいんだそうだ。
あ、写真はからさわ薬局さんで文章と関係ないです。
2011年6月28日 | ブログ
マーケティングっぽい話も書いておかないと。
これから 速度がもっと早くなる。
という思いがあります。
たとえば、スマートフォンの操作も、その他通信速度全部が「高速」を求めている。
一度に入る情報は限られているのに、よりリアルタイムを信じています。
Googleの結果も今日の結果と明日の結果が変わってるのがあたりまえだし
しまいにゃ「共有」という形で自身の友達の意見まで反映されるようになりました。
これにも情報の確かさを担保させるための判断速度を早くさせようという工夫が見えます。
これだけ早くなると、情報社会では細切れになっていくともとられる。
どうせ人間は処理できないのにね。
速度とか共有とか気にしなければならないのですが、あなたは同じお客様に何度会えるでしょうか。
それも何時あえているでしょうか?
メーカやブランド、八百屋さんや媒体などさまざまなポジションで変わってきますが、The Moment of Truthというのがあります。(決断の時、真実の瞬間とかそういう意)
実際にお客と接しられる時間は極めて少なく、そのポイントが顧客満足度に繋がっているというものです。
そのポイントも、なんども来るならともかく、商品購入を決断したときと、購入後にサポートを受けるときしか接点が無いというものなのです。それも15秒程度。
ところが、インターネットの普及によって商品を知り得るきっかけが増えてきました。
WEBがしっかりと「商品認知、ブランド認知」に役立ち始めたのです。
高速化する社会においてネットで意識なく感じている認知が商品購買につながっていく、顧客満足に繋げられるようになってきたと考えた上で商品やサービスを知ってもらうWEBづくりを再設計しなおす必要があるかもしれませんね
2011年6月26日 | ブログ
ひょんなことから日産リーフの1日利用券を頂いた。
日産リーフは一般車扱いで購入できる電気自動車だそうだ。三菱のi-MiEVという軽自動車とテスラ・モーターズのスポーツカーが出ているそうだ。といってもテスラは1000万以上するんだけど。この日産リーフも400万台らしくうーんちょっとまだまだ市場向きとは思えませんね。
運転席は十分ひろく、後部もそこそこ乗れそうな感じです。
借りるときにいろいろ制約を聞きます。充電されていても走行距離は180Km前後、エアコンや走行方法によっては大きく異なることから、「エアコン」は我慢して窓で調整。充電可能場所までの距離に不安があれば直ぐに電話など注意事項が多い。充電と言っても通常充電は8時間前後かかるため、急速充電で30〜45分で80%(150km前後は走る)という方法を認識しておかなければならない。しかし、急速充電できるスポットは非常に少ない。道内でもなんとか各市にあるのかな・・・という感じですが道南中心なのでご注意を。
この車の特徴は、電気自動車なのでシフトChangeが無いこと。プリウスのように回生ブレーキにてチャージもしてくれるがブレーキに癖があること。そしてecoモードと通常モードがある。お店ではecoモードを推奨しているが、このモードは走行距離が伸びるようにモーターの駆動を調整している。そのため常に「最後尾」を走ることになった。特に急いでいないはずの道でも、高負荷が掛かるはずのスタート時はノロマな亀さんよろしくゆっくり走る。電気なだけあって静かで気持ち良いのだが、迷惑な場合もあると思える。坂道や右折時などは注意しなきゃならない。
一方通常のドライブモードは、跳ね馬のようなキビキビした動きでびっくりする。これが本当の電気の力、いやこれこそ未来の力なきがした。無論走行距離は大きく下回るものの、ゼロスタートで最高速まで一気に出ることができる。あまりにもキビキビ動くため、周りの車を驚かすことになるのでご注意を。
さて、電気自動車の普及の課題はやはり「充電」だ。現在貯められる電力が180Kmしか走らないとなると、それ以上の移動は充電しなきゃならないわけだが、8時間なんて今の時代待つことは難しい。急速充電で早くて30分、電池を壊さないように8割だから、150Kmだ。まぁ1日走るとしても300kmもはしれば長距離とはいえ、あと何キロが可視化されるとストレスにもなるなぁと。メーカーはこのecoモードを標準にしておけばよかったのになぁ。もしこのまま事業社やタクシーなどがこのモードを標準にすると、全体的な速度は落ちるかもしれないが安全でecoな社会になるとおもう。
もっとたくさんの充電ポイントが欲しい。たとえば大型スーパーやファミリーレストランなど、食事の合間に30分など好都合な場所が望まれるだろう。なので普及を考えるとまだまだ時間はかかりそうだという感想。
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プリウスなどのハイブリッドがこれから10年は続きながら科学の進化とITの進化できっと生まれ変わると信じている。そしてそれを体験できる1日だった。
車好きの人向けに感想を残すとしたら、音は静かだがロードノイズは結構拾う。音楽はいまどきのカーナビのおかげでUSB直でiPhoneをさしてナビで制御できるから快適。でもスピーカーはステレオだけどカンカラな音で切ない。
ハンドリングはなかなか良いものの都心走行はDモードじゃなきゃ疲れてしまうだろう。サッポロファクトリーの立体駐車場の坂道をecoモードだとベタに踏んで8〜10km出るかもしれないレベルです。
あ、当然ですがマフラーはありませんでした(笑)
2010年10月14日 | ブログ
「データ」を「力」にでお馴染みの恵和ビジネス株式会社さまの イブニングセッション Season4 Vol. 1 にてお話をさせていただきました。
当日は、3000円代で提供する中国語、日本語を携帯三者通話を利用した同時通訳サービスWeicall をリリースされ元気な会社だな!と感じております。
そもそも渡辺社長(@nabej)に「やって」と頼まれ、タイトル考えたものの
エヴァンジェリストがエヴァンジェリストを啓蒙するという妙なことになってしまいました。
背景は、佐藤水産さんが懇親会で出していただいた珍味。うまし! photo by @140singer
ビールを片手にラフトーク。って思いつつ
みなさんの真剣なまなざしでジョークも思いつかず。
エヴァンジェリストになれ!
通常は専門的な知識とか、技術的なツールや作法だったり
商品なんかが分かりやすい、いわゆる「信者」になって物事を広める存在。
でも、心を掴むのがうまく、確信犯的に「売る」より「使わせる」とか「その気にさせる」という職務。
そんな中途半端な職務がなりたつか、たいそう疑問におもうことが多いようですが
市場を創る人間が増えればもっと出来る事がふえ、ポジティブな景気回復になるんじゃないでしょうか。
今ある市場で少ないパイの取り合いになるより、啓蒙でそれごとどかーんとつくっちゃえ
っていう考え方が私が一方的に思うことなのです。
もともと政治家さんの得意なトーク技術力とも言われますが、習うより慣れろ。
相手に考えさせる時間を創るトーク。できるように精進します。