Marketing Evangelist
プランナーの”モノ”語り。

pure innovation-またいけてるMacBookが出る。

Appleがまた新しいノートを発表した。
よっぱらってホテルでノートを開いてみていたんだけど、なかなかどうして噂通り素晴らしい筐体だ。

シリーズでもっとも薄くて軽いMacbookAirが出た時、ノートパソコンを持ち歩くという本来の意味を感じた。そしてより賢く拡張性豊かなMacbookProの間に、そっと標準的な名前であるMacbookとして新しいノートを位置付けた。

今ではどこのスターバックスに行っても、ちょっとおしゃればカフェでも、リンゴマークが並んでいる光景をみる。仕事でも趣味でもすぐに支えるノートパソコンとして浸透したんだなぁと感心できた。

最初の頃は
「高いノートはだれも買わない。」
「Wordが入ってなければ誰も使わない。」
「LANポートなどのオプションケーブル買わなきゃならないし、純正は高いからやめたほうがいい。」
そう揶揄されていた時もあったが、しっかり残ったのはAppleだった。

そうそう、Macbookとしては2010年を最後に5年間でていなかったことから、Airが入門機となっていたこともある。そもそもProかAirという選択に移り変わっていたわけだが、あえてMacbookはこうあるべきですというメッセージを打ち出してきたようにおもう。

もっとも薄くて、もっとも先進的。
Appleという期待を裏切らないハードだと感じた。

Airより薄いんだぜ?

Airより薄いんだぜ?

pure innovation

純粋な革新。

今後全てのモデルに対しての基準になるだろう。ノートパソコンの基準、スタイル、ファッション。
Appleというブランドがもつ得意とするマーケティング・デザインが新しい未来を切り開く。

USB-C(USB3)はハードもすくなくまだまだサードパーティもでていないが、驚くことに電源もサードパーティが可能になったといえる。
懸念はMagSafeでなくなるので、ひっかけた時にノートパソコンが飛んで行ってしまうだろう(といってもAirも軽くてとんでってしまうが)

その答えとして、長時間バッテリーで使えるよという伝え方。
ワイヤレスでなんでもつながるよね。という伝え方。

こうしたセンスが、接続はひとつだけを納得させてしまう。

あぁ欲しかった黒いMacbookだ。

既存の環境から引っ越しは億劫だろうし、実際にさまざまなケーブル、ハブを持ち歩くことになるから重さはこれまでも重くなる。
CPUもこなれているとはいえ入門機レベルといえるだろう。
放熱ファンのない新しいモデルは今後もでてくるだろうけどもね

Appleはつねに先進的ということを改めて感じるのは、電池すらDesignしなおすというこだわりにある。徹底的に「いまできること」を突き詰める。
CPU、キーボードの隙間すらもデザインしなおし、Retinaディスプレイ、大容量バッテリー、そしてUSB3という新しい制約をこえて作りあげた一品を届けることになる。

ハイエンドを目指す入門機としても、常時もちあるく相棒としても素晴らしいMacBookとなるだろうな。