Marketing Evangelist
プランナーの”モノ”語り。

赤い名刺の秘密 プライク名刺はカッコイイもんだ。

もう4年、5年前かなぁ初めて作ったのは。フリーになってからで法人化したらやめようとか思ってたんですけどもね。なんだか縁だなぁ。しっかり覚えてもらってるし。
もともとは大阪の印刷屋さんにお願いしていたこの赤い名刺。用紙はプライクといってイタリアのコルデノンス(国内取次は竹尾)という所の特殊なしっかり染まった厚い紙です。
2005年頃にとある企画で見つけて「わお!」この触り心地最高!とおもって
何かに使いたいとおもっていました。独立した時に「覚えてもらえる存在」を意識して
このレッド名刺にしました。そんなに人に会わないしって言うとみんなに怒られてしまいますね。ええ、最初はそんな気持ちだったんですもん。

あれからどれだけの赤い名刺(人によってはオレンジやボルドー、グリーン、黒、しろなど)を配ってきました。(赤だけで1300枚は超えている・・・遠い目)

しかしこの特殊な紙はインクの吸着、紙も厚くてローラーに絡まったり版ズレをおこしたりするということで印刷屋さんに断られるようになりました。
その後、北海道で某大手の紙屋さんにお願いして印刷屋さんを探してもらいましたが、名刺という小ロットに対応するとコストがあわなくてということで断られてしまう・・・。
諦めてた時に出会ったのが「赤間印刷」さんです。

諦められない私はプライクの名刺印刷を検索していて赤間印刷さんのブログを発見。
ご担当者さんがやっぱり苦労していて、でもやりたくてウズウズしているのを見た記憶があります。
そこでメールにて伺ったところ、値段こそ今までより高いけど心のこもった対応をいただけました。
作りたいという職人(クリエイター)の声が聞こえたんですよね。

当時でたばかりのオレンジなどもオーダーさせてもらいまして、今の名刺ができました。UVでぽっこりしたインクが特徴で、それもまた味。すべすべの厚く綺麗な赤に多くの皆様に覚えていただいたわけですね。これぞブランディングなわけですね
オレンジのプライクとUV印刷
しばらく、他の法人格の名刺も配ったりしまして、使わなくなっていたのですがこの度再度オーダーです。あらためて赤間印刷さんのページをみたら、料金プランもできたし、あたらしい機械にさらなる高みをめざしたチャレンジをされている!
惚れちゃいますね。

というわけで、普通はめんどくさくてやりたがらない小ロット名刺。
メールしたら覚えていていただきまして、新しい技術もうれしい限り!
昔きつかった赤い紙での白は薄く透けてピンクになるというのを白10回塗りということで対応してもらえました。(ちゃんとメニューにありますよ)

印刷ってデータをコンピュータにいれて、紙セットして出てくるのを待ってるっていうイメージがありますよね。オンデマンド印刷は確かにそうです。
でもしっかりテストして望み通りになるか確認をとってと、一つ一つ丁寧な仕事が必要です。
それを全て叶えてくれたのが赤間印刷さんなんだよね。
※オフセットという版下のシルク印刷して・・・というのも時代からなくなり、デジタルオフセットという場合もあります。Indigoシリーズを持つ印刷屋さんはよくいいます。

メールでお願いだけなのですがご担当者さんの反応がめちゃくちゃ早くて
私の時は小一時間で写真でみせてくれたりするという爆速でした。(その時によるでしょうけどね)

ITの世界に長い私にしても、偶然かもしれませんがこの爆速は感動体験。

デザインも重ねでつぶれないように対応したり、おそらくサンプル印刷しつつ微調整してくれています。普通のオンデマンドはしません。お客さんの責任だもんね。

というわけで、私の赤い名刺のサイドストーリーでした。

よく聞かれるんですが1枚の値段ですか?、うーんと(サイトでわかるけども)2枚でコーラが飲めますよ。集めてくださいね。;)

今回のデザインは私がちゃちゃっとやっつけた感があるのですが、念願の白!
ということで赤に白をまぶしました。
北海道にいるので「雪」であり、マーブルであり、散らしであり、隙間を埋めていく途中であります。未完成なのです。これから刻んでいきます。

「価値」を。

赤い名刺

オレンジかっこいいなー
※やっぱり今度はオレンジにしようかな・・・

ということで未完成であり勢いよく混ざる途中をイメージしています。

私の仕事は平たく言えばブランドをつくったり、生活者と企業のコミュニケーションを作るための企画、プランを現実的に計画・設計をするのが仕事にしています。解決の多くはITでありコンピューター、ソーシャルメディアの利活用です。サービスのアレンジをしてWebを最適化して、会話しやすい環境にする。CMやイベントなどもこなし振り向いてもらう機会を増やします。
トータル的にやることは多いけど、とにかく考えて考えて失敗繰り返しながら、よりよい活動につとめております。

最近契約が変わってきて少しづつですが、お客さんの開示もしはじめています。
もっと社会に役立てるようになっていきますね。

青森は八戸の赤間印刷のご担当者Dさんありがとう!
http://akp.jp/

これまでの名刺のパターンから一部を。
カラフルな名刺・・・