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みうらじゅんの「ない仕事の作り方」をよんでみた

みうらじゅんさんが書いた、ほぼエッセイな、「ない仕事」の作り方をざっと読んだ。 この本一部の業界でブームになっている。「マイブーム」「ゆるキャラ」といったキーワードの生みの親であり、エロくやさしいみうらじゅん。ツッコミどころ満載の事柄をすべて「一人称」に置き換えて自分事にしていく性格がみてとれる。 最初に始まる「ゆるキャラ」も一つのツッコミから始まって自分事にして、好きになり、好きなことを徹底的に好きといい歩いては「それが異常ではなく正常かも」と落としていくパワーを持っている。そこにはグループがあって、周りにいる人の影響で繋がっていくようにも思える。 そうした心から大好きといい続ける行為によって「今までなかったこと」が事実になり、それをブランディングとか形容とかに書き換えるパワーを「一人電通」なんて言い放った。 スペシャリストからマチルタレント化が進む今、個性の出し方に迷いも多いだろう。企業であっても個人であってもスペシャリストの悩みもある。そんなことをあざ笑うように、みうらじゅんらしい痛快な書き方で一気に読める。思い込みが人間一番強いなぁと。あとは言っていれば仕事になるんですね。うん。

わからないことはわからない

いろんな立ち回りをしてバシッと決めたと思いきや爪の甘さで刺されて倒れるのは武士ではなく、ストーリーに関係のない人である。つまりそれが僕、弱い侍。 なんだかそんな気分でトイレの前でスマホをぽちぽち。 会議中のお偉い方の時間が取れるまでまっていた。 「あら、ミツ君そこすわりなさいよ」って会議室のドアがあく。 う先生はいつもの口調で、最近は会議室で始めている珈琲喫茶の道具を片付けていた。 となりの席では最近近いものが見えねぇんだよ。なんていいながら 打ち合わせしてる人がいるというのに、う先生はお構いなくあれこれ話してくださる。 「なに、仕事しにきてるの?えらいねぇ。」 社会の始まりから、人に物を伝えるたいせつさを。 「相談ならのれるよ。わからないことをわからないって答えるんだ」 っていうの。 世の中の時間の取り方をどう工夫しているかに興味があるらしい。 映画いつみるの?テレビで?ドラマも?本も読むの?いつ寝るの?って 気がついたら講演会の話。 僕がした話、昨日共通の知人がやった公演の話。 う先生は 「わたしは大衆を前にした話が苦手でねぇ。テーマあればできるんだよ。」 「でもね、すぐおわっちゃうの。」だっていう。 「できるんだけど、みんなが本当に理解したの?笑うとこだけど全員にとどいてる?って思っちゃうの。」 だから心配でできやしないの。なんていう。 だから質疑応答したほうがいいんだってさ。 そうかそうか。なるほどって思う。 ひとりひとりなら全部聴けるし、答えるよ僕は。って わからないことはわからないよ。わからないっていうんだ。 だけど経験したことを基準に話はできるよって。 おお、この人の哲学だ。その人の経験だ。ありがたい話だ。 距離感の大切さ、会話のよさに人は引き付けられている。感情ですね!っていったら 「そうなの、そこに共感があるんだよ」って。 そんなありがたい気持ちと裏腹に、現実問題と対峙をしながらこんな時間になっていた。 いつか、どうでしょうでわかるドラッカーとか、コトラーとかそんな哲学本ができるとおもう。 なければ作ればいいし。 マーケティングの一番の基本がここにはあるんだよな